商用利用可能な気象データ・天気APIの入手先一覧まとめ
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ビッグデータ分析のトレンドで、天気との相関性を分析する機会が増えています。
気象情報・天気予報をデータ取得するには、気象庁のサイトからCSVファイルをダウンロードする方法や、XML形式のAPIである気象庁防災情報XMLを利用する方法があります。これらは無料で利用できるのですが、残念ながら個人利用に限定されているため商用利用はできません。
商用利用するためには、有料の気象データ配信サービスを利用するよりほかありません。
商用利用可能な気象データ配信サービスは、公益法人の提供するサービスと民間企業で提供されるサービスがあります。
民間企業から提供されるサービスでは、独自の加工を加えた天気予報データや、ユーザーの欲しい形式にフォーマットを合わせてくれたりと、親切なサービスが特徴です。
気象データといっても様々な種類のデータがありますし、欲しい拠点数次第で料金も大きく異なります。
利用目的をはっきりさせて、必要な要件をしっかりと伝えた上で見積依頼したほうがよろしいかと思われます。
目次
気象データを提供する公益法人
一般財団法人気象業務支援センター
気象庁の気象データを商用で利用する場合の窓口機関となります。民間の気象データ配信会社もここを通じて気象データを入手しています。
XMLやバイナリファイル等でFTP通信が基本となります。
一般財団法人日本気象協会
こちらはRESTで利用できますが、リクエスト数で課金されるのが特徴です。1日1回だけリクエストしてDBに保存するような使い方は禁止されてます。
恐らく、この仕様では多くの案件では使い物にならないのでは?
民間の気象データ提供会社
ちなみに民間企業の最大手であるウェザーニュース社を掲載しなかったのは、桁違いに料金が高すぎて、一般的な案件ではウェザーニュース社を採用することはあり得ないと思いましたので割愛しました。
2016/8/21追記
京セラコミュニケーションシステム株式会社を追加いたしました。
2016/6/8追記
APIではないのですが、気象データを入手する方法は他にもあります。
気象庁のWEBサイトをスクレイピングするという方法です。
気象庁のAPIは無駄に複雑化しすぎており、はっきり言って使いにくいので、スクレイピングしたほうがシンプルな天気の情報を取得できます。
スクレイピングは一括で大量取得しようとするのはサーバー負荷かかるから、節度ある実装をしましょう。また、スクレイピングはWEBページのデザインやシステムに変更があれば、当然のことながらプログラムに修正をかけなければいけないので、ミッションクリティカルなシステムへの組み込みはいかんと思います。
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