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Wordperssにシェアボタンを実装できるプラグインはいくつかありますが、どれも機能も物足りないし、デザインもいまひとつぱっとしない。

テンプレートに直接コードでゴリゴリ書いていくのも面倒です。将来的にテンプレートを変える可能性もあるし、何より自作のコードを保守するのが面倒です。SNSは仕様がころころ変わるので、一度実装したらほったらかしともいかないことも多いのが実情でもあります。

いろいろと、SNSシェアボタンのプラグインやWEBサービスを試しましたが、なんといっても日本人向けにはてなブックマークとLINEは外せない。これだけで選択肢はぐっと狭まってしまうのです。

Facebook、twitter、Pocket、はてブとLINEのボタンが追加できておしゃれで使い勝手の良いWordpressプラグインはないものかと探し続けて見つけたのがこれです。

Easy Social Share Buttons for WordPress

Easy Social Share Buttons for WordPressは非常に多機能で、使い勝手のよいプラグインです。
管理画面は英語表示のみではありますが、設定画面にイラストやプレビュー機能もあるので簡単に設定でき、使い方がわからないようなことはありませんでした。

選べるSNSボタンの種類

選べるSNSボタンの種類は豊富で58種類ほどです。

はてブとLINEももちろんあります。尚、はてブのボタン無料の拡張パックを管理画面のリンクからダウンロードし、プラグインの新規追加からアップロードして有効化することで利用できるようになります。
SNSボタンの種類は多ければよいというものでもありませんが、欲しいSNSボタンはたいていは揃っています。

選べるボタンデザイン

選べるSNSボタンデザインの種類も豊富です。ボタンの形状やクリック時のアニメーションなど、様々なバリエーションから選べますので、迷ってしまいそうです。

デザインテンプレート選択

ボタンスタイル選択

アニメーション選択

デモサイトで実際にWordpress設定画面と同様のデモが確認いただけます。どんなデザインが使えるのかこちらで確認することもできます。

標準のデザイン以外にも、エクステンションで用意されているデザインを有効化すれば、さらにたくさんのデザインから選ぶことが可能です。

選べるボタン配置

ボタンをどこに配置するかを細かく設定できます。
さらに、選択した配置ポジションにおいても、個別にCSSで位置調整ができたり、独自classを付与したりとかカスタマイズの自由度が高いので、とても使い勝手は良いです。

配置ポジション選択

モバイル時のポジション選択

かなり便利な機能としては、モバイル表示用にボタンの表示位置設定ができるのは重宝することでしょう。

シェアされた回数の解析

シェアボタンがクリックされた履歴が分析できるのもありがたいです。けっこう詳細な履歴が記録されているため、KPIを確認しながらシェアボタンの効果的な実装を追求することが可能になります。
いつ、どのページでどのSNSボタンがクリックされたのかまでもが分析可能です。

そのほかにも紹介しきれないほど機能がたくさんあります。
例えば、SNSのシェア数を表示したりとかも、もちろん可能ですし、人気記事のウィジットにランキング各記事といっしょに総シェア数を表示するなんてことも可能です。
記事投稿の編集画面において、facebookのプレビューが表示されたりとかも何気に便利だったりもします。

すっごく便利でおすすめのプラグインではありますが、実はEasy Social Share Buttons for WordPressは有料のプラグインです。
お値段は＄２０と決して高くはないので、自分でテンプレート内にゴリゴリとコードを書いて実装するよりは生産性を考えると検討の価値はあると思います。

2013年から販売され続け、こまめなアップデートをずっと継続してきたことも安心感があります。